[Vol.2156] 四半世紀前に比べておよそ15倍

著者:吉田 哲
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原油反落。米主要株価指数の反落などで。63.33ドル/バレル近辺で推移。

金反落。ドル指数の反発などで。4,977.96ドル/トロイオンス近辺で推移。

上海ゴム(上海期貨交易所)休場。

上海原油(上海国際能源取引中心)休場。

金・プラチナの価格差、ドル建てで2947.86ドル(前日比16.44ドル縮小)、円建てで15,325円(前日比92円縮小)。価格の関係はともに金>プラチナ。

国内市場は以下のとおり。(2月17日 13時12分時点 6番限)
25,161円/g
白金 9,836円/g
ゴム 345.8円/kg
とうもろこし (まだ出来ず)
LNG 1,799円/mmBtu(25年8月限 5月27日15時39分時点)

●NY金先物(期近) 月足 単位:ドル/トロイオンス

出所:MarketSpeedⅡより筆者作成

●本日のグラフ「四半世紀前に比べておよそ15倍」
前回は、「金メダル一個およそ37万円」として、ミラノ・コルティナ大会のメダル1個あたりの想定価値(2026年1月)を、確認しました。

今回は、「四半世紀前に比べておよそ15倍」として、金(ゴールド)、銀(シルバー)、銅価格の推移(2002年を100として指数化 2026年は1月まで)を、確認します。

前回述べたとおり、ミラノ・コルティナ冬季大会で授与されるメダルは、サイズが直径80mm、厚さ:10mmです。材質は、金メダルが金(ゴールド)6グラムと銀(シルバー)500グラム、銀メダルが銀(シルバー)500グラム、銅(ブロンズ)メダルが銅420グラムです。

金メダルは、オリンピック憲章に準じ、純金ではなく、銀メダルに金(ゴールド)メッキを施したものです。

こうしたメダルの規格と1月の月次価格をもとに計算した一個あたりの想定価値は、金メダルが約37万円、銀(シルバー)が約23万円、銅(ブロンズ)が約850円でした。

以下のグラフのとおり、2000年ごろ以降、ドル建ての金(ゴールド)、銀(シルバー)、銅価格は高騰しています。

およそ四半世紀前に開催されたソルトレークシティ冬季オリンピック(米国 2002年)の時と比べると、金(ゴールド)価格は15倍、銀(シルバー)は20倍、銅8倍になっています。

こうした金属の価格高騰が、オリンピックのメダルの物質的価値を押し上げているといえます。

図:金(ゴールド)、銀(シルバー)、銅価格の推移(2002年を100として指数化 2026年は1月まで)

出所:世界銀行のデータをもとに筆者作成

 

このコラムの著者

吉田 哲(ヨシダ サトル)

楽天証券経済研究所 コモディティアナリスト
1977年生まれ。超就職氷河期の2000年に、新卒で商品先物会社に入社。2007年よりネット専業の商品先物会社でコモディティアナリストとして活動を開始。2014年7月に楽天証券に入社。2015年2月より現職。「過去の常識にとらわれない解説」をモットーとし、テレビ、新聞、雑誌、インターネットなどで幅広く、情報発信を行っている。大学生と高校生の娘とのコミュニケーションの一部を、活動の幅を広げる要素として認識。キャリア形成のための、学びの場の模索も欠かさない。