小次郎講師のRSI(相対力指数)解説その1、「RSIの計算式は超簡単!」

今日のまとめ

「予想はよそう!」これがテクニカル分析の基本的考え方。 ・予想するということは先入観を持つということ。自分の予想した方向にバイアスがかかり正しい判断が出来なくなる。テクニカル分析では一切予想を必要としない。 ・RSI、Relative Strength Indexは名前のとおり売り勢力と買い勢力の相対的な強さを示す指標。 ・小次郎講師流テクニカル分析の勉強の仕方 ①計算式を覚える。 ②その計算式が価格変動のどこを見ているかを理解する。 ③売買シグナルを覚える。 ④それが何故買いシグナルなのか、何故売りシグナルなのかを理解する。 【RSIの計算式】 ・RS=(n日間の終値の上昇幅の平均)÷(n日間の終値の下落幅の平均) ※終値の上昇幅・下降幅とは前日比のことと思えばいい。 ・RSI=100 - (100 ÷ (RS+1)) ※nはワイルダーは14を推奨。 平均は修正移動平均 最初の14日間は単純平均、それ以降は以下の計算 上昇幅平均=(前日の上昇幅平均×13+本日の上昇幅)÷14 下落幅平均=(前日の下落幅平均×13+本日の下落幅)÷14 ※本日が前日比マイナスだった場合は上昇幅は0として計算、前日比プラスだった場合は下降幅は0として計算する。 ・ある期間内に上昇した日数が何日あるかを示したのがサイコロジカルライン 【サイコロジカルラインの計算式】 サイコロジカルライン=N日間の中で上昇した日数÷N ※Nは12をよく使う。 ・一定期間の間に何日上がったか下がったかではなくて、いくら上がったか下がったかを調べたらいいんじゃないか、そっちの方がより正しく勢力がわかるんじゃないのかと考えた人がいた。それが実はRSI。 □第2部第1回講義終了。 ■「起立、礼!」 □本日の講義をマスターしたなら、単位を2単位差し上げよう。 本日の単位数2  累計単位数2 中級テクニシャンまで後98単位! 小次郎講師のチャート情報局 https://media-kojirokousi.com/ 小次郎講師の投資大学 https://www.youtube.com/channel/UCG7FPicHPJXg6romhe0t92g