反発も、休場を控えたポジション調整の売りで失速=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=74.14(+0.20 +0.27%)

 ニューヨーク原油の当限は小反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.03ドル安~0.20ドル高。その他の限月は0.46~0.03ドル安。

 リビアが東部の輸出港からの出荷について不可抗力条項を宣言したことや、公表されたイランのロウハニ大統領の発言が中東産原油の輸出の要所であるホルムズ海峡の混乱を示唆と受け止められたことが相場を押し上げた。ただ、独立記念日の休場を控えて利益確定の売りが入ったことから、高値から大きく失速して引けた。

 時間外取引で8月限は堅調に推移し年初来高値を塗り替えた。通常取引序盤には75.27ドルまで一段高となったものの、まもなく失速すると72.73ドルまで急落する荒い値動きとなった。ただ、下げ幅を帳消しにして再びプラス転換して引けている。

(minkabu PRESS編集部) 

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