修正:続落、米原油在庫の増加やOPEC総会を控えた思惑で=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=71.84(-0.36 -0.50%)

 ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.36~0.31ドル安。その他の限月は0.86~0.04ドル安。

 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油在庫が市場予想に反して増加したことが利益確定の売りを誘った。石油輸出国機構(OPEC)が来月22日の総会で、協調減産の規模を縮小させる可能性があると報道されたことも圧迫要因。

 時間外取引で7月限は軟調に推移し、通常取引開始を控えてじりじりと水準を切り下げた。通常取引序盤には72ドル台に戻す場面はあったが売り優勢の流れは変わらず、71.19ドルまで下げ幅を拡大した。ただ、安値からは切り返して引けている。

(minkabu PRESS編集部)

※本文を修正しました 

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