アジア株 総じて下落、米朝会談の不透明感から

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:25現在
香港ハンセン指数   30665.64(-568.71 -1.82%)
中国上海総合指数  3168.96(-45.39 -1.41%)
台湾加権指数     10886.18(-52.55 -0.48%)
韓国総合株価指数  2471.91(+6.34 +0.26%)
豪ASX200指数    6032.51(-9.37 -0.16%)
インドSENSEX30種  34485.92(-165.32 -0.48%)

 23日のアジア株は、総じて下落。トランプ米大統領が6月に予定している米朝首脳会談の開催延期を示唆したことで、北朝鮮をめぐる地政学的リスクが高まっており、アジア株は売り優勢で推移した。

 上海総合指数は大幅反落。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、銀行大手の中国工商銀行、石炭エネルギー会社のチャイナ・シェンファ・エナジー、酒造会社の貴州茅臺酒、インターネット・セキュリティサービス会社の三六零安全科技が売られた。
   
 香港ハンセン指数は大幅反落。保険会社のAIAグループ、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)、石油大手の中国石油化工(シノペック)、不動産会社のサンフカイ・プロパティーズ不動産開発の碧桂園控股(カントリー・ガーデン・ホールディングス)が売られた。
   
 豪ASX200指数は小幅続落。不動産、電気通信サービスが上昇、エネルギー、ヘルスケアが下落した。不動産会社のミルバック・グループ、通信会社のTPGテレコムが買われる一方で、石油・ガス会社のサントス、石油・ガス会社のオリジン・エナジー、医薬品メーカーのCSLが売られた。 

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