小反落、ベネズエラ大統領選後の買いは持続せず=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=72.20(-0.15 -0.21%)

 ニューヨーク原油の期近は小反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.15~0.11ドル安。その他の限月は0.27ドル安~0.10ドル高。

 週末に行われたベネズエラ大統領選で現職のマドゥロ大統領が勝利した後、米国が対ベネズエラ制裁を強化したことで同国の減産が加速するとの観測が高まり、上値を伸ばす場面はあったものの、利益確定の売りに押されて上げは持続しなかった。ベネズエラのマドゥロ大統領は米国が制裁を強化したことに対して、ベネズエラに駐在する米外交官の追放を発表し、米国とベネズエラの関係性はやや緊迫している。

 時間外取引で7月限は堅調に推移した後、通常取引序盤にかけて失速する場面はあったが、再び買いが強まると72.90ドルまで2014年11月以来の高値を更新した。ただ、引けにかけては売りに押され71.98ドルまで下げに転じた。

(minkabu PRESS編集部) 

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