反発、米国は対ベネズエラ制裁を強化＝ＮＹ原油概況

NY原油先物6月限（WTI）（終値）
1バレル＝72.35（+1.07　+1.50%）

　ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比は、期近２限月が０．９６～０．９８ドル高。その他の限月は０．３８～０．９７ドル高。

　週末のベネズエラ大統領選で公正な投票が行われず、現職のマドゥロ大統領が勝利したこと対する各国の非難は強く、米国が対ベネズエラ制裁を強化したことで、同国の原油生産量が一段と落ち込むとみられている。トランプ米大統領は、石油などのベネズエラ資産に絡む売掛債権取引に米国人が関与することを禁じる大統領令に署名した。

　時間外取引で７月限は７２ドル付近まで堅調に推移した後、通常取引開始を控えて上げ幅を縮小した。通常取引開始後は買いが盛り返し、７２．４１ドルまで上昇。２０１４年１１月以来の高値を塗り替えた。

（minkabu PRESS編集部） 

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