続伸、米国の対イラン制裁による減産を警戒=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=71.31(+0.35 +0.49%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.35~0.38ドル高。その他の限月は0.10~0.61ドル高。

 米国の対イラン制裁の再開によるイランの減産が引き続き警戒されている。経済危機のベネズエラで原油生産量が減少を続けていることも支援要因。株安やドル高など関連市場の動向は値動きを左右していない。

 時間外取引で6月限は売りに押される場面があったものの、堅調に推移。通常取引開始を控えて上値を伸ばすと、71.92ドルまで年初来高値をわずかに塗り替えた。ただ、通常取引開始後は売りが強まり、70.42ドルまで下げに転じた。前日比プラス圏に戻して引けたものの、上値は限定的だった。

(minkabu PRESS編集部) 

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