続落、米原油在庫の増加や米原油生産量の節目到達で＝ＮＹ原油概況

NY原油先物3月限（WTI）（終値）
1バレル＝61.79（-1.60　-2.52%）

　ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比は、期近２限月が１．６０～１．５６ドル安。米石油協会（ＡＰＩ）が昨日の引け後に発表した米週間石油在庫統計で、原油在庫は予想外に減少し時間外取引では上昇する場面があったが、米エネルギー情報局（ＥＩＡ）の週報で米原油在庫は２週連続で増加した。週次の統計開始以来に米原油生産量が日量１０００万バレルの大台を超えたことも圧迫要因。ドル高も嫌気された。

　時間外取引で３月限は堅調に推移。ＡＰＩ統計を手がかりに６４．１８ドルまで上昇した。ただ、その後は上げ幅を削り、通常取引開始前にはマイナス転換した。ＥＩＡ統計の発表を控えて一時的にプラス圏に浮上したが、発表後は売りが強まり６１．２５ドルまで下落。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（minkabu PRESS編集部） 

• 【これからの見通し】トランプ関税報道に関心、今週の円安やドル高の流れ継続か
  為替

  NEW

  07/11(金) 15:53
• ドル高受けてドル円は一時147円18銭、その後やや調整＝東京為替概況
  為替

  NEW

  07/11(金) 15:42
• テクニカルポイント ユーロポンド、上昇トレンドが継続も、１０日線に注意
  為替

  NEW

  07/11(金) 15:31
• ポンド売り反応、英月次ＧＤＰは予想外のマイナス、２か月連続で＝ロンドン為替
  為替

  NEW

  07/11(金) 15:29
• 【海外市場の注目ポイント】米シカゴ地区連銀総裁の発言など
  為替

  NEW

  07/11(金) 14:45