修正:続落、世界同時株安を手がかりに調整売りが続く=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物3月限(WTI)(終値)
1バレル=64.15(-1.30 -1.99%)

 ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比は、期近2限月が1.30~1.24ドル安。米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明でインフレ見通しが上方修正され、利上げペースの加速観測が浮上しているほか、来月の欧州中央銀行(ECB)理事会では出口戦略の実施に向けたガイダンスの修正が行われる見通しのなかで、各国の利回りは上昇基調にあり、金利上昇を嫌気する格好で世界的な株式市場は先週末から全面安となっている。本日も株式市場で調整売りが続き、リスク資産の一角である原油にもポジション調整の売りが入った。

 時間外取引から3月限は軟調に推移。65.40ドルまで下げ幅を縮小する場面はあったが、上値は重かった。通常取引開始後、前日安値である64.47ドルを下回ると売りが勢いづき、63.55ドルまで一段安となった。


                         (minkabu PRESS編集部)

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