NY株式25日(NY時間16:25) ダウ平均 26392.79(+140.67 +0.54%) S&P500 2839.25(+1.71 +0.06%) ナスダック 7411.16(-3.90 -0.05%) CME日経平均先物 23625(大証終比:-35 -0.15%) きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸。この日発表になった決算が良好だったことや、為替市場でドル安が加速していいたことで買い優勢で始まった。 この日はECB理事会が行われ、ガイダンスに変更はなかったものの、ドラギ総裁は会見でユーロ高をけん制していた。しかし、市場の反応は一時的で逆にユーロは対ドルで上昇しており、この動きがドル安を加速させていた。 しかし、午後になってトランプ大統領の発言が一部報道で伝わったことがきっかけとなりドル買い戻しが強まり、ダウ平均も伸び悩んだ。 大統領は「ムニューシン米財務長官の発言は文脈の問題。最終的には強いドルが望ましい」と発言。市場ではトランプ大統領のダボス会議での演説に警戒感が出ていただけに、この発言は懸念を後退させたようだ。 ダウ平均は一時200ドル超上昇していたが、後半には50ドル高程度まで伸び悩む動きも見せていた。 ダウ採用銘柄ではボーイングや決算を発表した3Mが上昇したほか、ジョンソン&ジョンソン、ユナイテッドテクノロジーズといった産業株が上昇。一方、アップル、GEが下落したほか、シスコ、ナイキも軟調。 なお、キャタピラーが決算を発表しており、資源価格の上昇から資源企業の需要が回復し好調な内容となっていた。ただ、株価は寄り付きこそ高く始まったものの、材料出尽くし感や高値警戒感も出ていたことから、買い一巡後は利益確定売りに押される場面も見られた。ただ、その後はプラスに転じている。好調な決算でも既に株価は十分に織り込んでおり、このような動きが今後も見られるのかもしれない。 ナスダックは反落。アップルの下げが指数を圧迫したほか、テスラ、ブロードコムが下落。一方、ネットフリックスの上昇が続いたほか、アマゾン、マイクロソフト、アルファベットが上昇。 フォードが商いを伴って下落。前日引け後に10-12月期の決算を発表しており、売上高は増収となったものの、利益率が低下しており利益はさほど増えいていない。同社も会見で、問題はコスト構造にあると認識しており、コスト削減の必要性に言及していた。 フォード・モーター 11.57(-0.48 -3.98%) アルファベット(C) 1170.37(+6.13 +0.53%) フェイスブック 187.48(+0.93 +0.50%) ツイッター 22.16(-0.21 -0.94%) テスラ 337.64(-8.25 -2.39%) アマゾン 1377.95(+20.44 +1.51%) エヌビディア 236.35(+0.55 +0.23%) ダウ採用銘柄 J&J 144.40(+2.33 +1.64%) P&G 88.34(+0.03 +0.03%) ダウ・デュポン 76.65(+0.64 +0.84%) ボーイング 343.11(+8.42 +2.52%) キャタピラー 169.37(+1.03 +0.61%) ユナイテッド 137.75(+2.07 +1.53%) ビザ 125.22(+0.67 +0.54%) ナイキ 67.71(-0.29 -0.43%) GE 16.18(-0.26 -1.58%) 3M 252.36(+4.67 +1.89%) エクソンモビル 88.37(-0.16 -0.18%) シェブロン 130.65(-0.74 -0.56%) コカコーラ 47.84(+0.01 +0.02%) ディズニー 110.55(+0.05 +0.05%) マクドナルド 175.66(-0.46 -0.26%) ウォルマート 106.60(+0.81 +0.77%) ホームデポ 205.37(-0.85 -0.41%) JPモルガン 115.70(+0.03 +0.03%) トラベラーズ 148.47(+0.85 +0.58%) ゴールドマン 269.03(+3.35 +1.26%) アメックス 99.69(+0.39 +0.39%) Uヘルス 245.18(+0.33 +0.13%) IBM 165.47(+0.10 +0.06%) アップル 171.11(-3.11 -1.79%) ベライゾン 54.29(+0.07 +0.13%) マイクロソフト 92.33(+0.51 +0.56%) インテル 45.30(-0.21 -0.46%) ファイザー 37.23(+0.30 +0.81%) メルク 61.30(+0.12 +0.20%) シスコ 41.90(-0.27 -0.64%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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