日経平均株価 始値 23797.84 高値 23816.33(15:00) 安値 23697.81(09:50) 大引け 23816.33(前日比 +8.27 、 +0.03% ) 売買高 13億4298万株 (東証1部概算) 売買代金 2兆3823億円 (東証1部概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント 1.日経平均は小幅続伸、終始方向感に乏しい展開 2.連邦予算の失効による米政府機関の一部閉鎖が重荷に 3.後場に値がさ株の一角が買い戻されプラス圏で着地 4.値上がり銘柄数が値下がりを上回るも売買代金は今年最低 5.北の達人など中小型株が活況でストップ高相次ぐ ■東京市場概況 前週末の米国市場では、NYダウは53ドル高と反発。連邦予算の失効による政府機関の一部閉鎖が警戒されたものの、企業業績の拡大に期待する買いが優勢だった。 週明けの東京市場では、終始方向感に乏しい展開も、値がさ株の一角が買い戻されプラス圏で着地した。 22日の東京市場は、終始方向感に乏しい展開となった。米連邦予算の失効による政府機関の一部閉鎖や為替の円高基調を受け売り優勢で始まり、日経平均は一時110円安まで下落する場面があった。その後は為替が円安方向に振れたことで買い戻される場面もあったものの、方向感に欠ける展開が続いた。後場後半に値がさ大型株の一角が買い戻されプラス圏で着地した。中小型株が活況で東証1部の値上がり銘柄数は1100超で値下がりを大きく上回った。売買代金は2兆3800億円と活況の目安とされる2兆円を上回ったものの、今年最低となった。 個別では、任天堂 <7974> が商いを伴って7連騰となった。ファナック <6954> やソフトバンクグループ <9984> など値がさ株の一角が買い戻された。北の達人コーポレーション<2930>やヨシムラHD <2884> がストップ高となるなど中小型株は活況。そのほか津田駒工業<6217>、第一三共<4568>が高く、川崎重工業<7012>、オリックス<8591>なども堅調だった。 半面、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運株が売られたほか、三井金属<5706>、住友金属鉱山<5713>など非鉄株も軟調。ファーストリテイリング<9983>、東京エレクトロン<8035>が安い。フージャース <3284> やタダノ <6395> が大きく売られた。NISSHA <7915> 、ダイフク<6383>、三菱電機<6503>なども安い。 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファナック <6954> 、ソフトバンク <9984> 、第一三共 <4568> 、セコム <9735> 、ブリヂストン <5108> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約35円。 一方、マイナス寄与の上位5銘柄はファストリ <9983> 、東エレク <8035> 、スズキ <7269> 、コナミHD <9766> 、京セラ <6971> 。押し下げ効果は約28円。うち14円はファストリ1銘柄によるもの。 東証33業種のうち上昇は20業種。上昇率の上位5業種は(1)ゴム製品、(2)その他金融業、(3)証券商品先物、(4)医薬品、(5)食料品。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)非鉄金属、(3)鉄鋼、(4)倉庫運輸関連、(5)卸売業。 ■個別材料株 △新都HD <2776> [JQ] 栃木県日光市の温泉旅館を売却。 △北の達人 <2930> 1→3の株式分割を実施。 △デュアルT <3469> [JQ] 1→3の株式分割を実施。 △サツドラHD <3544> 自販機向けWeChat Pay決済サービスの提供開始。 △アエリア <3758> [JQ] 「干支かれ」の公式事前登録キャンペーンを開始。 △コラボス <3908> [東証M] 1→3の株式分割と株主優待制度を新設。 △ミライアル <4238> 今期経常を33%上方修正、配当も10円増額。 △リブセンス <6054> 前期営業を2.2億円に上方修正。 △HyAS&C <6192> [東証M] 1→3の株式分割を実施。 △くろ工 <7997> [東証2] 今期経常は2.5倍増益、20円増配へ。 ▼フジタコーポ <3370> [JQ] 東証が信用規制を実施。 ▼タダノ <6395> 米で排ガス規制の緩和措置を超える販売の可能性。 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)サツドラHD <3544> 、(2)北の達人 <2930> 、(3)ミライアル <4238> 、(4)リブセンス <6054> 、(5)ヨシムラHD <2884> 、(6)Dガレージ <4819> 、(7)SI <3826> 、(8)津田駒 <6217> 、(9)JBR <2453> 、(10)インターアク <7725> 。 値下がり率上位10傑は(1)フージャース <3284> 、(2)タダノ <6395> 、(3)アジュバン <4929> 、(4)アゴーラHG <9704> 、(5)NISSHA <7915> 、(6)飯野海 <9119> 、(7)JCRファ <4552> 、(8)スルガ銀 <8358> 、(9)河合楽 <7952> 、(10)千趣会 <8165> 。 【大引け】 日経平均は前日比8.27円(0.03%)高の2万3816.33円。TOPIXは前日比2.18(0.12%)高の1891.92。出来高は概算で13億4298万株。値上がり銘柄数は1128、値下がり銘柄数は842となった。日経ジャスダック平均は4208.43円(38.79円高)。 [2018年1月22日] 株探ニュース
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