NY株式17日(NY時間12:50) ダウ平均 26015.55(+222.69 +0.86%) ナスダック 7271.99(+48.31 +0.67%) CME日経平均先物 23955(大証終比:+135 +0.56%) きょうのNY株式市場でダウ平均は200ドル超反発している。高値警戒感は高まっているものの、一向に買いの手を緩める気配はない。きょうは大手金融の決算発表は伝わり、株価は下げているものの、産業株の上昇がそれを相殺している。利益確定売りを着実にこなしダウ平均は再び2万6千ドル台に上昇している。 今後も続々と決算が発表されて来るが、市場は非常に楽観的になっているようだ。 ダウ採用銘柄はボーイングが上昇しているほか、インテルやIBM、マイクロソフトが堅調。一方、GEが続落しており、決算を発表したゴールドマンも下落。 ゴールドマンは取引開始前に10-12月期の決算を発表しており、債券トレーディング収益が50%落ち込むなど金融危機以来の低水準に落ち込みトレーディング部門が不調。税制改革に関連した評価損の計上もあり1株損益は6年超ぶりの赤字となった。ただし、それを除けば予想を上回る黒字。 GEは年初からの上げを完全に帳消しにしている。前日10-12月期決算で62億ドルの費用を計上すると発表してたことが引き続き悪材料視されている。金融部門GEキャピタル傘下の保険事業見直しを実施したことに伴う措置。フラナリーCEOは事業分割の可能性にも言及していた。 ナスダックも堅調。アップルやフェイスブック、ネットフリックスは下落しているものの、テスラやエヌビディア、マイクロンなどハイテク分野が堅調。 フォードが商いを伴って下落。前日引け後にガイダンスを公表しており、2018年の利益が減益となる見通しを示し、予想も下回ったことが嫌気されている。 バイオのジュノ・セラピューティクスが急伸。同業のセルジーンが同社の買収で協議に入ったとウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が伝えている。 ジュノ 67.51(+21.91 +48.05%) フォード・モーター 12.21(-0.89 -6.79%) アルファベット(C) 1125.83(+4.07 +0.36%) フェイスブック 176.20(-2.19 -1.23%) ツイッター 24.32(-0.34 -1.36%) テスラ 346.41(+6.35 +1.87%) アマゾン 1297.01(-7.85 -0.60%) エヌビディア 222.23(+2.12 +0.96%) ダウ採用銘柄 J&J 147.90(+1.04 +0.71%) P&G 91.24(+1.02 +1.13%) ダウ・デュポン 75.81(+0.86 +1.15%) ボーイング 345.79(+10.63 +3.17%) キャタピラー 169.09(-0.22 -0.13%) ユナイテッド 134.18(+0.21 +0.16%) ビザ 121.30(+0.91 +0.76%) ナイキ 63.61(+0.19 +0.30%) GE 17.46(-0.75 -4.12%) 3M 248.13(+3.39 +1.39%) エクソンモビル 87.67(+0.70 +0.80%) シェブロン 132.28(+0.27 +0.20%) コカコーラ 46.86(+0.33 +0.71%) ディズニー 111.28(+0.59 +0.53%) マクドナルド 174.50(+0.82 +0.47%) ウォルマート 101.96(+1.27 +1.26%) ホームデポ 199.01(+2.70 +1.38%) JPモルガン 112.62(+0.35 +0.31%) トラベラーズ 137.33(+1.81 +1.34%) ゴールドマン 252.85(-5.61 -2.17%) アメックス 100.40(+0.06 +0.06%) Uヘルス 236.54(+3.64 +1.56%) IBM 168.32(+4.47 +2.73%) アップル 175.77(-0.42 -0.24%) ベライゾン 51.44(-0.22 -0.43%) マイクロソフト 90.10(+1.75 +1.98%) インテル 44.34(+1.20 +2.78%) ファイザー 37.22(+0.62 +1.68%) メルク 62.25(+0.18 +0.29%) シスコ 41.13(+0.59 +1.46%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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