NY株式5日(NY時間13:16) ダウ平均 24254.97(-35.08 -0.14%) ナスダック 6797.34(+21.97 +0.32%) CME日経平均先物 22630(大証終比:+20 +0.09%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反落する一方で、IT・ハイテク株は買い戻しが膨らんでおりナスダックは反発している。米税制改革法案が上院で通過し、法案は上下両院協議会での協議に移っている。年内法案成立への期待感も高まる一方で市場では、新たな税制による企業への影響を評価する動きも出ている。 特に話題となっているのが法人の代替ミニマム税(AMT)で、米上院案では従来の撤廃から現状維持へと方針転換している。これがIT・ハイテク企業の知的財産権や研究開発に絡んだ優遇税制の活用を妨げる恐れがあるとの指摘も出ているようだ。 IT・ハイテク株に買い戻しが入る一方で、鉱山株や産業株が下落。買いが続いていた金融株の一角も利益確定売りに押されている。 ダウ採用銘柄ではディズニーが反落しているほか、インテル、ファイザー、ホームデポが下落。ベライゾン、シスコ、IBMも軟調に推移している。一方、マクドナルドやビザ、マイクロソフトが堅調。 マクドナルドはアナリストの投資判断引き上げが伝わっていた。目標株価も従来の150ドルから200ドルに引き上げられている。 ナスダックは反発。IT・ハイテク株に買い戻しが入っており、アマゾンやエヌビディア、アルファベット、フェイスブックなど主力株は揃って上昇。 SNSのスナップチャットを運営するスナップが商いを伴って大幅高。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げている。目標株価も従来の11ドルから18ドルに引き上げた。 全米各地で映画館をチェーン展開するリーガル・エンターテイメントが商いを伴って上昇。同業の英シネワールドが約36億ドルで買収することで合意したと発表。 スナップ 14.94(+1.37 +10.07%) リーガル・エンター 22.70(+1.97 +9.48%) アルファベット(C) 1008.88(+10.20 +1.02%) フェイスブック 173.34(+1.87 +1.09%) ツイッター 20.67(+0.27 +1.32%) テスラ 305.33(+0.13 +0.04%) アマゾン 1146.83(+12.88 +1.14%) エヌビディア 188.78(+2.12 +1.14%) ダウ採用銘柄 J&J 140.06(+1.05 +0.75%) P&G 91.43(+0.02 +0.02%) ダウ・デュポン 72.43(+0.30 +0.42%) ボーイング 277.06(-0.91 -0.34%) キャタピラー 141.19(-0.31 -0.22%) ユナイテッド 120.98(+0.94 +0.78%) ビザ 108.82(+1.39 +1.26%) ナイキ 60.03(-0.07 -0.12%) GE 17.78(-0.17 -0.95%) 3M 238.78(-0.48 -0.20%) エクソンモビル 83.20(-0.37 -0.44%) シェブロン 120.68(-0.16 -0.13%) コカコーラ 46.23(-0.01 -0.01%) ディズニー 107.54(-2.68 -2.55%) マクドナルド 173.30(+2.65 +1.53%) ウォルマート 97.45(+0.44 +0.45%) ホームデポ 182.65(-2.25 -1.25%) JPモルガン 106.76(-0.19 -0.18%) トラベラーズ 135.58(-0.78 -0.57%) ゴールドマン 249.26(-1.39 -0.56%) アメックス 99.26(+0.67 +0.68%) Uヘルス 220.68(-0.74 -0.33%) IBM 155.33(-1.13 -0.73%) アップル 170.54(+0.74 +0.43%) ベライゾン 51.20(-0.52 -1.01%) マイクロソフト 81.94(+0.86 +1.02%) インテル 43.45(-1.04 -2.33%) ファイザー 35.64(-0.42 -1.16%) メルク 56.19(-0.03 -0.05%) シスコ 37.36(-0.36 -0.96%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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