NY株式1日(NY時間13:04) ダウ平均 24164.43(-107.92 -0.45%) ナスダック 6822.57(-51.41 -0.75%) CME日経平均先物 22580(大証終比:-200 -0.89%) きょうのNY株式市場でダウ平均は反落している。序盤は米上院での税制改革法案可決への期待感から底堅い動きも見せていたが、フリン前米大統領補佐官(国家安全保障担当)のロシア疑惑に関する裁判所での有罪証言で市場に動揺が広がった。フリン氏はトランプ大統領の当選後に、当時の駐米ロシア大使と会い、対ロシア制裁やロシア側の対応について協議した。その後、トランプ大統領の別荘「マー・ア・ラゴ」で政権移行チームに対応を協議するよう電話したという。フリン氏は捜査当局の事情聴取に対し、ロ大使と制裁について協議していないと述べていた。 ダウ平均はプラス圏から一気に一時350ドル安まで急落。その後は米税制改革法案に関してマコネル上院院内総務が、法案の可決に必要な共和党票を確保したとの発言もあり下げ渋る動きも見せている。 ダウ採用銘柄ではGEやビザ、ボーイングが下落しているほか、インテル、ユナイテッドテクノロジーズも軟調。一方、メルクが上昇しているほか、シェブロン、エクソンモービルも堅調。 ナスダックも反落。IT・ハイテク株は序盤から一斉に利益確定売りが広がっている。こちらは高値警戒感からのポジション調整が続いているようだ。アマゾンやアップル、フェイスブックなど主力のIT・ハイテク株は揃って下落。 カメラ映像処理用の半導体を手掛けるアンバレラが大幅高。8-10月期の決算を発表しており、1株利益が予想を上回った。 ジェネリックのマイランが上昇。一部報道でアマゾンが複数のジェネリックメーカーと協議したと伝えたことが買い手掛かり。 ティファニーが続伸。前日は好決算を受けて上昇していたが、きょうはアナリストの投資判断引き上げが伝わっている。「中立」から「買い」に引き上げた。目標株価は115ドル。 アンバレラ 63.82(+9.55 +17.60%) マイラン 38.37(+1.84 +5.04%) ティファニー 96.95(+2.45 +2.59%) アルファベット(C) 1010.79(-10.62 -1.04%) フェイスブック 175.18(-2.00 -1.13%) ツイッター 20.91(+0.33 +1.60%) テスラ 307.53(-1.32 -0.43%) アマゾン 1162.75(-14.00 -1.19%) エヌビディア 197.11(-3.60 -1.79%) ダウ採用銘柄 J&J 139.39(+0.06 +0.04%) P&G 89.99(0.00 0.00%) ダウ・デュポン 71.24(-0.72 -1.00%) ボーイング 272.78(-4.02 -1.49%) キャタピラー 141.23(+0.08 +0.06%) ユナイテッド 120.00(-1.45 -1.23%) ビザ 110.55(-2.04 -1.86%) ナイキ 60.24(+0.02 +0.03%) GE 17.93(-0.37 -1.98%) 3M 240.74(-2.40 -1.01%) エクソンモビル 83.50(+0.21 +0.26%) シェブロン 119.63(+0.64 +0.55%) コカコーラ 45.73(-0.04 -0.09%) ディズニー 105.35(+0.53 +0.50%) マクドナルド 171.69(-0.28 -0.16%) ウォルマート 97.37(+0.14 +0.14%) ホームデポ 179.65(-0.17 -0.10%) JPモルガン 103.93(-0.59 -0.57%) トラベラーズ 135.41(-0.16 -0.12%) ゴールドマン 247.21(-0.43 -0.18%) アメックス 97.32(-0.39 -0.40%) Uヘルス 225.65(-2.52 -1.13%) IBM 154.24(+0.27 +0.18%) アップル 170.39(-1.46 -0.86%) ベライゾン 50.91(+0.02 +0.04%) マイクロソフト 83.85(-0.32 -0.38%) インテル 44.33(-0.51 -1.16%) ファイザー 36.30(+0.04 +0.11%) メルク 55.71(+0.44 +0.79%) シスコ 37.34(+0.04 +0.11%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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