反発、ロシアとサウジのさらなる連携を期待=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物1月限(WTI)(終値)
1バレル=56.83(+0.41 +0.73%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.39~0.41ドル高。石油輸出国機構(OPEC)総会を来週に控えて、来年いっぱいの協調減産延長が合意に至るとの期待感が相場を支えた。ロシアのプーチン大統領とサウジアラビアのサルマン国王が、エネルギー市場での行動についてさらなる協調の重要性を重視する、と伝わったことが相場を押し上げた。ベネズエラ当局が、同国の国営石油会社(PDVSA)の子会社CITGOの社長代理やその他の子会社の幹部を汚職の疑いで逮捕したことは、OPEC加盟国である同国の先行きを不安視させた。

 時間外取引で1月限は強含んだものの、通常取引開始を控えて伸び悩み。ただ、通常取引開始後は再び買いが優勢となり、57.22ドルまで上昇した。

                         (minkabu PRESS編集部) 

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