修正:反発、サウジアラビアがレバノンからの出国を呼びかけ=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=57.17(+0.36 +0.63%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比は、期近2限月が0.34~0.36ドル高。サウジアラビアで汚職による逮捕や口座凍結が続いており、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子への強引な権限集約化が産油大国で不必要な緊張感をもたらす可能性が意識されている。サウジアラビア政府が自国民に対してレバノンからの出国を促したことも中東の警戒感を高めた。先週辞任を表明したレバノンのハリリ首相は、イスラム教シーア派武装組織ヒズボラを通じイランがレバノンの内政に介入していると非難しており、レバノンを介してサウジアラビアとイランの対立が深まると警戒されている。

 時間外取引で12月限は小動き。通常取引が始まると57.53ドルまで上昇したが、前日の高値を試すほどの動意はなく、その後はやや伸び悩んで引けた。

※12月限の高値を修正します
                         (minkabu PRESS編集部) 

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