続落、原油生産施設の火事で一時急伸もEIA週報で押し戻される=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=56.81(-0.39 -0.68%)

 ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.39~0.38ドル安。ロイヤル・ダッチ・シェルが米メキシコ湾の原油生産施設を火事で閉鎖したことを手がかりに急伸する場面はあったが、米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が予想外に増加し、上げは一時的だった。

 時間外取引で12月限はじり安。57ドルちょうど前後でやや重かった。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計が圧迫要因。通常取引が始まり56.41ドルの安値をつけた後、原油生産施設の閉鎖が伝わると57.92ドルまで急伸したものの、EIA週報を手がかりに売られ、前日比マイナス圏に押し戻された。

                         (minkabu PRESS編集部) 

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