冴えない決算もスターバックス堅調 見通し達成にかなり楽観的=米国株個別

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 スターバックスが上昇。前日引け後に7-9月期の決算を発表しており、既存店売上高が予想を下回るなど弱い決算となった。米国内ではハリケーンの影響を受けたほか、海外でも既存店売上高は予想を下回っている。競争が激化しており、店舗を閉鎖するなど苦戦をしているようだ。

 前日の時間外取引で株価は大幅に下落していたが、きょうは逆に上昇している。ジョンソンCEOがテレビのインタビューで、長期目標を下方修正したものの、その目標達成にかなり楽観的な見方を示していたことが投資家の安心感に繋がっている模様。

 同社は長期の1株利益の見通しを従来の15~20%から少なくとも12%に引き下げた。

(7-9月期)
・既存店売上高:2.0%増(予想:3.2%増)
  米国:3.0%増(予想:3.3%増)
  中国/アジア太平洋:2.0%増(予想:3.2%増)
  EMEA:1.0%増(予想:1.7%増)
・1株利益(調整後):0.55ドル(予想:0.55ドル)
・売上高:57億ドル(予想:58.1億ドル)

(NY時間12:51)
スターバックス 56.52(+1.65 +3.01%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美
 

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