ダウ平均は反発 米税制改革への期待や好決算を受けた買いが続く=米国株前半

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 きょうのNY株式市場、ダウ平均は反発。米税制改革への期待や決算を受けた買いが続いている。決算発表も中間時点を折り返しているが、これまで発表になってきたものは概ね予想を上回る内容となっている。過去5四半期で最も強い決算となりそうだ。

 しかし、株価は既に最高値を更新しており、好調な決算を織り込んでいる。次第に上値にも慎重さが見られ始めている様子もうかがえる。

 ダウ採用銘柄では好決算を発表したダウ・デュポンが上昇しているほか、ナイキ、アメックスが上昇。一方、3Mが7日ぶりに反落しているほか、ファイザー、GEが軟調。GEは4日続落しており、先行きへの不透明感から下げが止まらない。

 ナスダックは横ばい。アマゾンやアルファベットの決算を控えて様子見気分も出ている。エヌビディアやマイクロソフト、アップルが堅調。一方、決算を発表したアムジェンが軟調。

 ケーブルTVのチャーターが大幅反落。決算を発表しており有料TVの加入者数の減少が続いていることが嫌気されている。

 ツイッターが20%近くの大幅高。7-9月期の決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。特に投資家の目を引いているのが月間のアクティブユーザー数で、前年比4%増加した。

 セルジーンが大幅安。7-9月期の決算を発表しており、1株利器は予想を上回ったものの、売上高が予想以下だったことが嫌気されている。また、2020年の中期見通しも公表されており、製品総売上高、1株利益ともに下方修正されていた。

チャーター 319.94(-24.98 -7.24%)
セルジーン 96.54(-23.02 -19.25%)

アルファベット(C) 975.60(+2.27 +0.23%)
フェイスブック 170.83(+0.23 +0.13%)
ツイッター 20.26(+3.12 +18.17%)
テスラ 324.27(-1.57 -0.48%)
アマゾン 972.12(-0.79 -0.08%)
エヌビディア 195.51(+1.85 +0.96%)

ダウ採用銘柄
J&J       142.56(+0.20 +0.14%)
P&G       87.61(+0.75 +0.86%)
ダウ・デュポン     73.71(+2.62 +3.69%)
ボーイング    257.52(-0.90 -0.35%) 
キャタピラー   137.64(+0.80 +0.58%) 
ユナイテッド   119.52(+0.53 +0.45%) 
ビザ     109.90(+0.41 +0.37%) 
ナイキ        57.07(+2.13 +3.88%)
GE        21.34(-0.17 -0.77%) 
3M        233.38(-4.30 -1.81%) 
エクソンモビル  83.48(+0.31 +0.37%) 
シェブロン    118.67(+0.23 +0.19%) 
コカコーラ    46.45(+0.40 +0.87%) 
ディズニー    99.22(+1.42 +1.45%) 
マクドナルド   164.15(+0.57 +0.35%) 
ウォルマート  88.95(+0.47 +0.53%)
ホームデポ   167.48(+1.41 +0.85%)
JPモルガン   102.26(+1.24 +1.23%)
トラベラーズ     131.63(-0.15 -0.11%)
ゴールドマン     242.51(+0.80 +0.33%)
アメックス    95.45(+1.92 +2.05%) 
Uヘルス     208.06(+0.50 +0.24%)
IBM      154.60(+1.10 +0.72%)
アップル      157.29(+0.88 +0.56%)
ベライゾン   48.80(+0.16 +0.33%)
マイクロソフト  79.20(+0.57 +0.72%)
インテル     41.28(+0.50 +1.23%)
ファイザー   35.82(-0.34 -0.94%)
メルク      62.25(-0.20 -0.32%)
シスコ      34.24(-0.07 -0.19%)

minkabu PRESS編集部 野沢卓美 

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