【本日の見通し】基調は変わらず

　１１４円台での売り意欲が継続しており、上値警戒感があるものの、基調はまだ上方向。
　次期FRB議長に対する期待感などもあり、下値は基本的にしっかりとなりそう。
　１１３円台後半で利益確定の売りが出た場合、１１３円前半へ落とす場面が見られる可能性も、下がったところでは買い意欲も。

　ＥＣＢ理事会ではテーパリングへの動きがどこまで見られるか。
　何らかの形での方針は示されそうだが、どのような形になるのかの見通しが分かれており、不透明感が強い。
　現状月額６００億ユーロの債券購入額についての減額見通しは強いが、額自体を示さない方式や、素直に３００億９カ月に変更するなど、いろいろな見通しが示されている。
　当初の見通し、半年の延長という可能性が低下した印象。もし半年の延長に終わった場合、いったんユーロ買いも。

minkabu PRESS編集部 山岡和雅 

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