フィラ連銀指数は予想外の改善、雇用の改善が背景＝ＮＹ為替

　１０月フィラデルフィア連銀指数は27.9と事前予想22.0から上振れ。前回23.8から予想外の上昇となった。今年５月以来の高水準で、６ヶ月平均値も上回っている。項目別では、仕入加か買う、入荷遅延、在庫水準のほか雇用者数、週平均就業時間など雇用関連の項目の改善が目立っていた。一方で、販売価格、新規受注、出荷、受注残などは前回から低下した。

　同時に発表された前週分の新規失業保険申請件数は22.2万件に低下、1980年代以降で最低水準となった。

　両指標の改善を受けてややドル買い、米債利回りの下げ渋りとなっているが、いずれも動きは限定的なものに留まっている。

USD/JPY　112.41　EUR/USD　1.1830　EUR/JPY 132.97 

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