NY株式18日(NY時間13:18) ダウ平均 23154.26(+156.82 +0.68%) ナスダック 6632.34(+8.68 +0.13%) CME日経平均先物 21450(大証終比:+100 +0.47%) きょうのNY株式市場、ダウ平均は最高値更新が続いている。この日は米国債利回りが上昇しており銀行株が堅調に推移しているほか、決算を受けてIBMが大幅高となっていることがダウ平均をサポートしている。 IBMは9%超上昇している。前日引け後に決算を発表しており、売上高は22四半期連続の減収となったものの予想を上回った。1株営業利益も予想を上回っている。ワトソンや他の新サービスの伸び拡大が寄与した。特に投資家を心強くしているのが10-12月期の売上高見通しで、予想を上回る内容が見込まれている。7-9月期よりも最大29億ドルの増収を見込んでいる。もし、実現すれば、22四半期続いた減収が増収に転じる。 ダウ採用銘柄ではIBMのほか、ゴールドマン、JPモルガン が上昇。ユナイテッド・ヘルスが続伸しているほか、インテルも堅調。一方、シェブロンやエクソンモービルが下落しているほか、ファイザー、ベライゾンも軟調。 シェブロンは4日ぶりに反落。日本時間23時に発表になった米週間石油在庫統計を受けて原油相場が下落していることもあるが、その前の寄り付きから売りが優勢となっている。アナリストが投資判断を「買い」から「中立」に引き下げたことが圧迫しているようだ。 ナスダックは一時下げに転じていたものの、下値での押し目買い意欲は根強い。ネットフリックスやエヌビディア、アマゾンが軟調。一方、テスラ、マイクロンが上昇。 ウェアラブル製品のゴープロが大幅高。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げている。 ジェネリックのアラガンが商いを伴って3日続落。同社の目薬「RESTASIS」関連の特許を無効審判から守るために特許6件をネイティブアメリカンの部族に譲渡した。米国では部族の主権政府が認められており、州政府と同様に主権免除の特権がある。米特許商標庁の無効審判を回避するための奇策を実行したが、米連邦裁は今週初めに、特許6件はこれまでの技術を応用したものであり、新技術ではないとして無効の判断を下している。 ゴープロ 9.56(+0.33 +3.58%) アラガン 188.73(-9.05 -4.58%) アルファベット(C) 992.14(-0.04 0.00%) フェイスブック 176.20(+0.09 +0.05%) ツイッター 18.10(-0.18 -0.98%) テスラ 361.05(+5.30 +1.49%) アマゾン 1003.61(-5.52 -0.55%) エヌビディア 196.93(-0.82 -0.41%) ダウ採用銘柄 J&J 140.48(-0.31 -0.22%) P&G 92.47(-0.33 -0.36%) ダウ・デュポン 70.89(+0.01 +0.01%) ボーイング 259.41(+0.79 +0.31%) キャタピラー 131.16(+0.62 +0.47%) ユナイテッド 119.12(-0.24 -0.20%) ビザ 107.91(+0.37 +0.34%) ナイキ 52.19(+0.19 +0.37%) GE 23.13(-0.06 -0.26%) 3M 217.89(+0.14 +0.06%) エクソンモビル 82.68(-0.28 -0.34%) シェブロン 118.13(-2.09 -1.74%) コカコーラ 46.42(-0.10 -0.21%) ディズニー 98.11(-0.25 -0.25%) マクドナルド 165.56(+0.16 +0.10%) ウォルマート 86.18(+0.20 +0.23%) ホームデポ 163.88(+0.53 +0.32%) JPモルガン 98.35(+0.73 +0.75%) トラベラーズ 129.49(+0.84 +0.65%) ゴールドマン 241.16(+5.07 +2.15%) アメックス 92.26(+0.57 +0.62%) Uヘルス 205.51(+1.62 +0.79%) IBM 160.89(+14.35 +9.79%) アップル 160.29(-0.18 -0.11%) ベライゾン 48.08(-0.32 -0.66%) マイクロソフト 77.67(+0.08 +0.10%) インテル 40.10(+0.31 +0.78%) ファイザー 35.96(-0.25 -0.68%) メルク 63.59(+0.37 +0.59%) シスコ 33.54(-0.07 -0.19%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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