スペイン債利回りは小幅低下、リスク回避の反応示さず=ロンドン為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
スペイン債利回りは小幅低下、リスク回避の反応示さず=ロンドン為替

 週明けの欧州債券市場で、スペイン債はやや買われている。10年債利回りは先週末比で小幅に低下しており、1.595%と1.6%割れとなる場面があった。現在は1.606%と持ち直しているが、引き続き前週末0.005%低下。

 きょうはラホイ首相がカタルーニャ州首相に独立宣言をしたかどうかの明確な回答を求める期限となっている。カタルーニャ州首相は「スイスを仲介としてスペイン政府と対話を行う意思がある」とスイス紙に語っていると報じられた。しかし、現時点では明確な発表はなく、スペイン中央政府の対応が注目されている。

 現在までのところ為替市場ではユーロ売りが優勢となっている。スペイン株は0.1%安と小幅の下げで取引を開始。一方、前述の通り、スペイン債は特段のリスク回避反応を示していない。

EUR/USD 1.1794 EUR/JPY 131.70 EUR/GBP 0.8863 

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