手掛かり材料に乏しい中、10年債利回りは低下=NY債券概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
米国債利回り(NY時間16:54)
2年債   1.471(-0.012)
10年債  2.323(-0.018)
30年債  2.863(-0.010)
期待インフレ率  1.851(+0.006)
※期待インフレ率は10年債で算出

 きょうのNY債券市場、この日は主要な米経済指標の発表も無く手掛かり材料に乏しい中、10年債利回りは低下している。ムニューシン米財務長官が次期FRB議長にパウエルFRB理事を支持と伝わったことや、米大手銀の調査で米国債のショートポジション(利回り上昇)が06年以来の高水準に積み上がっているとの報告、そして、アブダビの100億ドルの起債に絡んだ動きなどが要因として指摘されていた。

 10年債利回りは2.32%台まで低下し、2年債利回りは1.46%付近まで一時低下。

 2-10年債の利回り格差は85(前日86)。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美 

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