続伸、クルド自治区の住民投票で周辺国との対立深まる=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=52.22(+1.56 +3.08%)
ブレント先物11月限(ICE) 59.02(+2.16 +3.80%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が1.49~1.56ドル高。イラク北部のクルド人自治区やクルド自治政府が実効支配している油田地帯キルクークなどで独立の賛否を問う住民投票が行われ、周辺国との対立が深まっていることが懸念された。トルコのエルドアン首相はクルド自治区が輸出に利用しているトルコ国内のパイプラインを遮断可能であるとし、輸出の関与を示唆した。

 時間外取引で11月限は50.39ドルまで小幅安となった後、通常取引開始を控えてプラス転換し、51ドルの節目を突破。通常取引開始後はほぼ一本調子で上げ幅を拡大し、52.28ドルまで上げた。


                               (みんかぶ) 

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。