小反落、産油国会合を控えて調整売りが優勢に=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=50.55(-0.14 -0.28%)
ブレント先物11月限(ICE) 56.43(+0.14 +0.25%)

 ニューヨーク原油の期近は小反落。終値の前営業日比は、期近2限月が0.14~0.11ドル安。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と協調減産の協力国による共同閣僚監視委員会(JMMC)を22日に控えて、利益確定の売りが入ったが、協調減産の延長が示唆されるとの噂を背景に下値は限定的だった。供給懸念が強まりつつあるヒーティングオイルが2015年7月以来の高値を更新したことも原油の下値を支えた。

 時間外取引で11月限は軟調に推移。通常取引開始を控えて50.07ドルまで軟化した。節目の50ドルを維持すると買いが盛り返し、50.81ドルまで小幅にプラス転換したが上値は重く、小幅安で引けた。


                               (みんかぶ) 

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