ドル円は下げ一服 明日のFOMCに向けポジション調整の展開=NY為替チェック

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 きょうのドル円は戻り売りに押される展開となっており一時111円台前半まで下落した。ただ、米経済指標など一連の指標を通過後、買い戻しも出ており、現在は111.50付近まで戻している。

 100日線が111円台前半に来ているが、その水準は維持されており、21日線も上向きに転じていることから、リバウンド相場への期待感を高めている。

本日の東京時間には111円台後半まで上昇していたが、112円を試すことなく押し戻されている。ハリケーンや北朝鮮問題がひとまず落ち着きを示し、市場のリスク許容度も改善している。

 そなると各国中銀と日銀との金融政策のギャップに焦点があたり、円安という方程式だが、きょうは明日のFOMCの結果を見極めたい雰囲気もあり、ポジション調整の展開となっているようにも思われる。

 目先の下値サポートは100日線の111.15付近、上値レジスタンスは111.60水準を超えてくると売りオーダーも並んでいるようだ。

USD/JPY 111.46

みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
 

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