続伸、OPECやEIAの月報が手がかり=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=48.23(+0.16 +0.33%)
ブレント先物11月限(ICE) 54.27(+0.43 +0.80%)

 ニューヨーク原油の期近は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が0.13~0.16ドル高。石油輸出国機構(OPEC)が2017年や2018年の需要見通しを引き上げ、7月の経済協力開発機構(OECD)加盟国の石油在庫が一段と減少したと発表したことが手がかり。米エネルギー情報局(EIA)が米原油生産見通しを下方修正したほか、年内のOECDの石油在庫水準を引き下げたことも押し上げ要因となった。

 時間外取引で10月限は47.73ドルまで軟化したものの、通常取引開始を控えて下げ幅を消した。通常取引開始後はマイナス転換する場面をはさみつつも下値を切り上げた。ただ、高値は48.44ドルまでと限定的。

                               (みんかぶ) 

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