【海外市場の注目ポイント】ドラギＥＣＢ総裁会見

　日本時間午後８時４５分に欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会の結果発表、午後９時半にドラギＥＣＢ総裁の記者会見が予定されている。政策金利は現行の０％に据え置かれ、債券買い入れプログラムについても今年年末まで月額６００億ユーロとする現行の方針が維持されると見込まれており、ドラギ総裁の記者会見が焦点となっている。ドラギ総裁は前回７月の理事会後の会見で「秋に政策の変更を討議する」としていたが、インフレ圧力が引き続き抑制されるなか、今回の理事会で量的緩和の縮小は討議されなかったことが明らかになれば、ユーロが売られる可能性がある。また、前回７月の理事会の議事録によると、ＥＣＢ内でユーロの過度の上昇が懸念されており、ドラギ総裁からユーロ高をけん制するような発言が出てきた場合もユーロが売られる可能性がある。

みんかぶ「KlugFX」東京　
 

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