ドル円は本日安値圏のまま　今度はドル売りの動きも＝ＮＹ為替

　ＮＹ時間の終盤に入ってドル売りが強まっており、ドル円は109.20近辺と本日安値圏、そして、ユーロドルが1.17台後半まで上げ幅を拡大している。きょうの市場はリスク回避の雰囲気が強まっており、為替市場も円高・ドル安の動きが強まっている。ワシントンと平壌の間で舌戦が繰り広げられており、市場は北朝鮮問題のテールリスクに敏感になっているようだ。

　この日の米生産者物価（ＰＰＩ）が予想を下回る内容となったこともドルを圧迫している。明日は米消費者物価（ＣＰＩ）の発表が予定されているが、警戒感も高まっているようだ。

　ドル円は108円台を視野に入れる動きとなっているが、108円台の下値サポートとしては、６月１４日の安値が108.80付近と４月に付けた年初来安値が108.15付近が意識される。

USD/JPY　109.20　EUR/USD　1.1776

みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
 

• 【今週の注目材料】前回の厳しい結果から回復の見込み=米小売売上高
  為替

  NEW

  07/13(日) 15:10
• 【来週の注目材料】米消費者物価指数はやや強め予想、予想を超える上昇には警戒感＝米CPI
  為替

  07/12(土) 17:10
• ＣＦＴＣ建玉報告　資源国通貨　レバレッジ・ファンドは豪ドルの売り越し減少
  為替

  07/12(土) 08:45
• ＣＦＴＣ建玉報告　主要通貨　円の買い越し減少
  為替

  07/12(土) 08:40
• 為替相場まとめ７月７日から７月１１日の週
  為替

  07/12(土) 08:00