一時１１１円割れ=東京為替前場概況

　２８日午前の東京市場、ドル円は一時１１１円を割り込む動きを見せた。
　NY市場で１１１円台後半まで大きく買われていた水準から、１１１円割れまで下落した後お、１１１円３０銭台まで戻して迎えた東京市場。東京勢の本格参加後に再びドル安円高が優勢に。
　ムニューシン財務長官が為替操作国に介入実施の可能性との発言でドル売り円買いが強まった格好。麻生財務相が米国産冷凍牛肉の関税緊急引き上げを発表したことも、日米通商問題の観点から警戒感につながっている。 

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