続伸、前日までの流れや米減産期待の高まりで=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=47.89(+1.55 +3.34%)
ブレント先物9月限(ICE) 50.20(+1.60 +3.29%)

 ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比は、期近2限月が1.51~1.55ドル高。前日にサウジアラビアが輸出制限を発表し、協調減産を行ってる各国に合意の順守を求めたことが引き続き材料視されている。早期とまではいかなくとも、世界的な過剰在庫が解消に向かうとの期待感が高まりつつある。独立系大手の米アナダルコ・ペトロリアムが、原油安を背景に設備投資を縮小する方針を示したことも買い手がかりとなった。

 時間外取引の段階から9月限はじり高で推移。通常取引開始前にかけて47ドル前半に上昇した。通常取引開始後、買い優勢の展開は変わらず47.97ドルまで一段高となった。期近つなぎ足では、6月7日以来の高値を更新している。 

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。