【本日の見通し】ドル売り基調継続も突っ込んだ動きに警戒感

　ドル売り基調は継続で、戻るの鈍い展開が予想されるものの、今日、明日のＦＯＭＣや週末の米ＧＤＰ速報値を前に、突っ込んだ動きにも警戒感が出ている。

　ドル円は下げ局面でポイントとなった111円台半ばが重くなりそう。

　ユーロドルは1.16台後半が重い。もっとも1.16台まで大きく上昇した後、押し目となっている1.1620近辺がサポート。ＦＯＭＣまで同水準を維持してもみ合いになると、上値トライの意識が強まりそう。

　豪ドルドルは0.80の大台を前に高値圏でもみ合い。ドル安の流れの中でポイントを超えてくる可能性はあるが、もう一段の上昇には、豪ドルドル単体では勢い不足。ドル全面安基調がもう一度強まるかが焦点に。

みんかぶ「KLugFX」山岡和雅 

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