【これからの見通し】リスク動向に不透明感残すも、市場の関心はFOMCへ 週明けの相場はリスク動向に不透明感が残る状況。日経平均は2万円割れへと軟化。先週末の米国株式市場でナスダック指数が1.8%も値を下げたことがハイテク株安へと波及している。米FOMCを控えて株式市場では高値警戒感がでてきている。週明けの米国株式市場には注意が必要だろう。 一方で、欧州をめぐる政治情勢はやや一服。フランスの下院選でマクロン陣営率いる新党が勝利をおさめている。リスク動向のバロメーターである金相場は反落の流れとなっており、全般的には、先週の一連のリスク・イベントを通過しており、週明けに一段とリスク回避色が強まるほどではないようだ。 ただ、英国では先週の英総選挙で保守党が過半数を確保できなかったことでメイ英首相の政策運営がこれまで通りの強気姿勢を維持できるのか、不透明感がある。週明けにはDUPとの連携合意はまだ、と報じられてポンド売りが強まる場面があった。ただ、ポンド売りはすぐに収束している。大局的な水準感としては、まだ先週の英総選挙後のポンド安水準には位置している。ポンド相場は、英政治動向のニュースに神経質な動きをみせそうだ。 この後の海外市場では主だったイベントには欠けている。夕方にデベル豪中銀総裁補佐の講演が予定されている。経済統計は、インド鉱工業生産(4月)が発表される。米国では10年債入札(200億ドル)が実施される。明日から始まる米FOMCの内容を見極めたいとのムードが広がっている。 みんかぶ「KlugFX」 松木秀明
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指数名 | 現在値 | 前日比 |
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