【本日の見通し】ECB理事会と英総選挙にらむ

　ECB理事会での声明や会見での姿勢がどう出てくるのかが注目ポイント。経済成長見通しについては、このところの好調さを背景に上方修正が見込まれている。一方インフレ見通しについては一部で引き下げの予想も出ている。この場合ECBの出口戦略のスタートがかなり遅くなる可能性があり、ユーロ売りに。

　英総選挙は保守党が第一党確保も単独過半数は微妙という情勢。単独過半数確保がうまくいかないと、ポンド売りが強まる可能性も。比較的保守党に主張が近く、以前連立を組んでいた自由民主党と合わせても過半数に届かない場合は、影響がさらに大きくなる可能性も。午前6時に投票が締め切られ、すぐに出てくる出口調査結果で相場が大きく動きそう。

みんかぶ「KLugFX」山岡和雅
 

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