大幅高、サウジとロシアは減産期間延長が必要と判断=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物6月限(WTI)(終値)
1バレル=48.85(+1.01 +2.11%)
ブレント先物7月限(ICE) 51.82(+0.98 +1.93%)

 ニューヨーク原油は上昇。期近6月限は49.66ドルまで上昇し、4月28日以来の高値をつけた。サウジアラビアとロシアは来年3月までの減産期間の延長が必要であるとの見解で合意したと発表した。従来は減産期間の延長は年内いっぱいとみられていたが、今月の石油輸出国機構(OPEC)会合では9ヶ月間の延長を目指す。

 ただ、米エネルギー情報局(EIA)が発表した掘削生産性報告(DPR)で、シェールオイルの生産量が増加するとの見通しを示したことが重しとなり、高値からやや押し戻されて引けた。EIAはシェールオイル生産の主要な7地域の合計で、5月から6月にかけて日量12万2000バレル増加するとした。 

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