アジア株 総じて下落、上海株は上昇

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
東京時間18:30現在
香港ハンセン指数   25156.34(+30.79 +0.12%)
中国上海総合指数  3083.51(+22.01 +0.72%)
台湾加権指数     9986.82(-14.66 -0.15%)
韓国総合株価指数  2286.02(-10.35 -0.45%)
豪ASX200指数    5836.90(-41.44 -0.70%)
インドSENSEX30種  30139.86(-111.12 -0.37%)

 12日のアジア株は、総じて下落。週末を控えて、利益確定の売りに押される市場が多かった。一方、上海株は安寄り後に上昇に転じた。シルクロード経済圏構想(一帯一路)への期待感も買いにつながったもよう。

 上海総合指数は反発。一時7か月半ぶりの安値に沈んだ後、下げ渋りから上昇に転じた。金融を中心に上昇した。保険大手の中国人寿保険、銀行大手の中国農業銀行、自動車メーカーの上海汽車集団、医薬品メーカーの康美薬業、ウエハメーカーの三安光電が買われた。
     
 香港ハンセン指数は小幅高。一時マイナス圏に沈んだものの、プラス圏で引けた通信サービスのテンセント・ホールディングス、世界的金融グループのHSBCホールディングスが買われる一方で、保険会社のAIAグループ、電子部品メーカーの瑞声科技(AACテクノロジーズ・ホールディングス)が売られた。
   
 豪ASX200指数は反落。一般消費財・サービス、情報技術、ヘルスケアが下げの中心となった。ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャー、娯楽施設運営のクラウンリゾーツ、ソフトウェア会社のテクノロジー・ワン、病院経営のラムゼー・ヘルスケアが売られた。 

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。