米消費者は所得増は見込むも支出は最低ーＮＹ連銀調査＝ＮＹ為替

　ＮＹ時間の午後に入ってドル円は113円台に再び乗せており、本日の高値付近で推移している。勢いはいまひとつだが、上値追いの流れを続けているようだ。仏大統領選を通過して、市場は改めて先週の米雇用統計やＦＯＭＣを見直す動きも出ており、６月利上げをほぼ確実視する中、ドル買いがドル円を押し上げている。

　ＮＹ連銀がきょう、４月の消費者の景況感調査を公表しており、家計支出の予想増加率は２．５８％と、前月の３．２９％から低下し、調査開始以来最低となった。一方でインフレ期待は２．７９％と、前月の２．７４％から上昇し、所得の増加率は２．７６％と、前月の２．５２％から上昇している。

USD/JPY　113.07

みんかぶ「KlugFX」 野沢卓美
 

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