【これからの見通し】マクロン氏勝利後のユーロ上昇余地を探る 昨日実施された仏大統領選・決選投票では事前の世論調査の通り中道派のマクロン氏が勝利をおさめた。これでEU離脱の回避とともに、結束に向けた動きが進むことが期待されている。ただ、事前の世論調査ではマクロン氏の優位は揺るぎないものとなっていた。ユーロ相場は第1回投票以降は買いが進行しており、短期的にはユーロ買いポジションはかなり蓄積してきているようだ。一方、結果発表とともに利益確定売りがそれほどは強まらなかったことから、また上昇余地があるとの見方もできそうだ。今後の手掛かりとしては、強いユーロ圏経済指標とECBの出口戦略に向けた動きとなろう。 ただ、きょうはこの後の時間帯に主要なユーロ圏経済指標の発表予定はみられず。訪日中のメルシュECB専務理事は、ユーロ圏のバランスのとれた経済成長の加速に手ごたえのあるとしているが、どのような形にせよ、出口戦略の話題は慎重に行われるべき、との姿勢は崩していなかった。 その他の材料としては、カナダ住宅着工件数(4月)が発表されるほか、ブラード・セントルイス連銀総裁やメスター・クリーブランド連銀総裁など米金融当局者の講演が予定されている。 仏大統領選を無事に通過した株高に加えて原油先物の反発の動きもあり、相場のムードはリスク選好に傾いている。まずは、週明けの欧州市場の反応をみきわめたいところだ。 みんかぶ「KlugFX」 松木秀明
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。
みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます
広告非表示の他にも、みんかぶプレミアム会員だけのお得なサービスが盛りだくさん!
みんかぶプレミアムとは指数名 | 現在値 | 前日比 |
---|---|---|
日経平均 |
{{n_ttf.close}}
({{n_ttf.time}})
|
{{n_ttf.side_merge_str}}
|
TOPIX |
{{topx.close}}
({{topx.time}})
|
{{topx.side_merge_str}}
|
NYダウ |
{{dji.close}}
({{dji.time}})
|
{{dji.side_merge_str}}
|
米ドル/円 |
{{jpy_x.close}}
({{jpy_x.time}})
|
{{jpy_x.side_merge_str}}
|
WTI原油 |
{{vnm_two.close}}
({{vnm_two.time}})
|
{{vnm_two.side_merge_str}}
|
NY金 |
{{vcm_one.close}}
({{vcm_one.time}})
|
{{vcm_one.side_merge_str}}
|
グロース250 |
{{mthr.close}}
({{mthr.time}})
|
{{mthr.side_merge_str}}
|
上海総合指数 |
{{ssec.close}}
({{ssec.time}})
|
{{ssec.side_merge_str}}
|