反発、供給過剰の解消を期待=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=37.12(+0.86 +2.37%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.86~0.92ドル高。その他の限月は0.93~1.03ドル高。

 石油輸出国機構(OPEC)加盟国を中心とした産油国によるOPECプラスが減産目標を遵守し、供給過剰の解消に向けた取り組みが前進することが期待されている。米国のシェールオイル生産量が一段と減少する見通しであることも支援要因。ただ、新型コロナウイルスの再流行が警戒されていることは重し。

 時間外取引で7月限は34.36ドルまで下落。ただ、通常取引開始後は買い戻しが優勢となり、終盤にかけては37.26ドルまで上げた。

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