ダウ平均は反発 ナスダックは再び1万ポイント台に上昇=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式19日(NY時間09:53)
ダウ平均   26325.21(+245.11 +0.94%)
ナスダック   10048.19(+105.14 +1.06%)
CME日経平均先物 22645(大証終比:+445 +1.97%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反発し、ナスダックは再び1万ポイント台に上昇して始まっている。ダウ平均は200日線を再び回復。感染第2波への警戒感のほか、前日の米新規失業保険申請件数では、回復は継続しているもののペースは鈍っていることが示された。景気の先行きへの不透明感はあるものの、市場は株式市場への資金流入を続けている。

 FRBを始め各国中銀が大胆な金融緩和を実施しており、その影響で市場は過剰流動性の状況となっている。各国の国債利回りがゼロ%付近で推移する中で投資家も多少の警戒感に目を瞑っているのか、行き場のない余剰資金が株式市場に集まっているのかもしれない。

 きょうは、今週ハワイで行われた米中協議を受け、中国が第1段階の合意履行のため、米農産物の購入を加速させる計画だと伝わったことを買い手掛かりとしているようだ。大豆やトウモロコシ、エタノールなどの購入を今後増やす方針だという。合意では、中国は年内に365億ドル相当の米農産物を購入することになっていた。しかし、新型ウイルス感染の影響もあって、1-4月の中国の購入額は46.5億ドルと目標の13%に留まっていた。

 ほぼ全面高の展開となっており、エネルギーや銀行、産業、IT・ハイテク株が上昇。

アルファベット(C) 1444.92(+8.96 +0.62%)
フェイスブック 237.55(+1.61 +0.68%)
ネットフリックス 452.18(+2.31 +0.51%)
テスラ 1007.61(+3.65 +0.36%)
アマゾン 2680.90(+26.92 +1.01%)
エヌビディア 375.57(+6.85 +1.86%)
ツイッター 34.66(+0.63 +1.84%)

ダウ採用銘柄
J&J 145.04(+1.63 +1.13%)
P&G 121.28(+2.00 +1.70%)
ダウ・インク 42.73(+1.15 +2.79%)
ボーイング 193.11(+0.82 +0.43%) 
キャタピラー  129.44(+1.85 +1.44%) 
レイセオン  67.00(+0.12 +0.18%) 
ビザ 196.41(+2.50 +1.29%) 
ナイキ 99.48(+1.03 +1.04%)
ウォルグリーン 42.58(+0.57 +1.35%) 
3M 160.11(+0.90 +0.57%) 
エクソンモビル  47.56(+0.64 +1.36%) 
シェブロン 93.64(+1.70 +1.86%) 
コカコーラ 47.34(+0.35 +0.75%) 
ディズニー 119.34(+0.97 +0.82%) 
マクドナルド 190.94(+1.45 +0.76%) 
ウォルマート 118.67(+0.68 +0.57%)
ホームデポ 251.35(+2.14 +0.85%)
JPモルガン 99.67(+0.73 +0.73%)
トラベラーズ  117.24(+1.19 +1.04%)
ゴールドマン  205.12(+1.28 +0.62%)
アメックス 103.09(+0.93 +0.89%) 
ユナイテッドヘルス 291.89(+1.66 +0.57%)
IBM 126.10(+1.94 +1.56%)
アップル  355.88(+4.15 +1.18%)
ベライゾン 56.98(+0.09 +0.16%)
マイクロソフト  199.07(+2.75 +1.42%)
インテル 60.60(+0.52 +0.86%)
ファイザー 33.61(+0.37 +1.10%)
メルク 76.99(+0.77 +1.01%)
シスコシステムズ 46.22(+0.39 +0.84%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースの著者

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