東京株式(前引け)=前日比4円高、一進一退続き方向感に欠ける

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 22日前引けの日経平均株価は前日比4円92銭高の4万2615円09銭。前場のプライム市場の売買高概算は8億8777万株、売買代金概算は1兆9767億円。値上がり銘柄数は843、値下がり銘柄数は683、変わらずは93銘柄だった。

 日経平均株価は朝高後に下落に転じたが、その後は値を戻し小幅高での一進一退で推移。全体的に方向感に欠ける展開が続いた。前日の米株式市場は、NYダウは152ドル安と3日ぶりに反落。ハイテク株などが軟調だった。東京市場は、小幅に値を上げてスタートし一時100円を超える上昇となった。日経平均株価は前日まで3日続落していたほか、為替が円安基調にあることも好感された。ただ、上値は重く午前9時10分過ぎには270円を超える下落となった。しかし下値には買いが入り売り一巡後は値を戻した。ジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前に様子見姿勢は強い。銀行・保険株などが堅調な値動きとなっている。

 個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やレーザーテック<6920>が高く、サンリオ<8136>や東京電力ホールディングス<9501>が堅調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が高く、東京海上ホールディングス<8766>やゆうちょ銀行<7182>が値を上げた。半面、アドバンテスト<6857>や良品計画<7453>、キーエンス<6861>が安く、ファーストリテイリング<9983>が下落した。

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