大阪9月限ナイトセッション 日経225先物 22900 ±0 (±0.00%) TOPIX先物 1599.5 -3.0 (-0.18%) CME先物 22890 -10 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 21日の米国市場は、NYダウ、S&P500、ナスダックが上昇。8月の総合PMI速報値が54.7(7月は50.3)と予想以上の改善をみせたほか、7月の中古住宅販売件数が前月比での伸びが過去最大となったことが好感された。アップルやテスラなどクオリティ株への物色が指数をけん引している。 シカゴ先物清算値は大阪比10円安の2万2900円だった。日経225先物ナイトセッションは日中比60円安の2万2840円で始まり、2万2900円まで戻すも続かず、その後はじり安基調が続くなか、米国市場開始直前には2万2700円まで下げを広げる場面もみられた。開始後は米国市場の強い流れを受けて切り返しをみせており、2万2900円とナイトセッションでの高値で取引を終えている。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好で横ばいでのスタートになりそうだが、米国市場上昇の流れはある程度引き継ぐとみられ、やや買い先行といったところであろう。ただし、2万3000円が心理的な上値抵抗として意識されるため、寄り付き後は次第にこう着感の強い相場展開になりやすい。ナスダック上昇のインパクトが期待されるが、足元で日本のハイテク株への波及効果は限られており、インパクトは限られそうである。 また、安倍首相は慶応大病院を24日午前に訪れる方向で調整に入ったと伝わっている。健康不安説が根強いこともあり、政策運営リスクから短期筋の売り仕掛けの動きが出やすい面が警戒視される。現段階ではオプション権利行使価格の2万3000円を中心とした2万2875円~2万3125円のレンジ内での推移を想定しておきたいが、下限レンジとしてはその下の権利行使価格の2万2750円辺りを意識しておく必要がありそうだ。そのため、米株高を受けて上昇する場面では戻り売りを意識した短期的なショート戦略に動きやすい。 株探ニュース
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