大証9月限 日経225先物 23000 +100 (+0.43%) TOPIX先物 1609.5 +7.0(+0.43%) 日経225先物は前日比100円高(+0.43%)の2万3000円で取引を終了。寄り付きは2万2940円とシカゴ先物清算値(2万2890円)を上回って始まった。2万2850円と下げに転じる場面がみられたが、その後2万2850円~2万2950円辺りでのもみ合いから前場半ばには2万3000円を回復。後場に入り弱含む場面もあったものの、2万2900円近辺での底堅さから、引けにかけて再び強含み、狭いレンジではあるが日中高値で取引を終えた。 東証1部の売買高は7億7600万株、売買代金が1兆5397億円にとどまる薄商いの中で総じてこう着感の強い展開となった。先物市場においても仕掛け的な動きはみられず、短期的な売買に伴うカバーが入った程度であろう。グローベックスのNYダウ先物が170ドル高程度、ナスダック100先物が80ポイント程度上昇して推移していたが、下値を売り込みづらくさせた程度のインパクトであり、上値を買い上がる流れにはならなかった。東京エレクトロン <8035> など指数寄与度の大きい値がさハイテク株が弱含みに推移しており、米国市場との連動性も低下している。 なお、グローベックスの米先物の上昇の他、ヨーロッパ市場では軒並み強い動きをみせている。日経225先物ナイトセッションは一時2万3090円まで上昇してきている。2万3000円を中心としたオプション権利行使価格の2万2875円と2万3125円のレンジ上限を試す形になりそうだ。週明けの米国市場が強い動きをみせるようだと、連動性が低下しているとはいえ、レンジ突破から8月高値を意識したトレンド形成への期待も高まりやすいだろう。 株探ニュース
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