サウジ国営石油会社サウジアラムコ　サウジ北部二か所で油田・ガス田を発見

　サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコは、同国北部の二か所でで油田・ガス田を発見したと、同国アブドゥルアジズ・エネルギー相の情報として国営通信が報じている。
　イラク国境に近いハダバト・アル・ハジャラのガス田から、天然ガスが日量平均で1600万標準立方フィート（ＳＣＦ）と、コンデンセートが1944バレル発見されている、また、近くのアブラク・アトトゥルでは原油が日量3000バレル、コンデンセートが４万9000バレル、天然ガスが110万ＳＣＦの生産が始まった。
　サウジアラムコはこれらの油田の埋蔵量を評価するため、さらに多くの油井を採掘する方針を明らかにした。

※コンデンセート　天然ガス田などでガスの成分が地表付近において凝縮分離された軽質液状炭化水素。精製するとナフサや軽油などの石油化学原料として利用可能。

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