ダウ平均は反発 ISM指数がセンチメント改善の安定化を示す=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式1日(NY時間11:47)
ダウ平均   28500.20(+70.15 +0.24%)
ナスダック   11874.30(+98.84 +0.85%)
CME日経平均先物 23130(大証終比:-30 -0.13%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。序盤は下げて始まったものの、売りが一巡すると買い戻しが見られ、プラスに転じている。この日発表になった8月のISM製造業景気指数が好調な内容となったことも株式市場をサポート。

 8月のISM製造業景気指数は56.0と2ヵ月連続で改善し、景気判断の分岐点である50を3ヵ月連続で上回った。米製造業のセンチメント改善が安定化していることが示されている。特に驚きだったのが、新規受注や生産が60を超える強さを維持したこと。前回7月分も60台に上昇し、今回はその反動が出る可能性も警戒されていた。一方、雇用指数については、依然として50を下回る水準で推移しており、米製造業が採用に慎重になっている様子を示しているが、4ヵ月連続の改善ではある。今週末に米雇用統計を控えているが、期待できそうな内容ではある。

 IT・ハイテク株が依然として好調な動きを見せており、きょうはズームビデオが決算を受けて大幅高となっているほか、アップルが5Gアイフォーンへの期待で上昇している。

ズームビデオ 436.98(+111.88 +34.41%)

アルファベット(C) 1646.15(+11.97 +0.73%)
フェイスブック 296.68(+3.48 +1.19%)
ネットフリックス 547.64(+18.08 +3.41%)
テスラ 483.71(-14.62 -2.93%)
アマゾン 3497.64(+46.68 +1.35%)
エヌビディア 551.87(+17.05 +3.19%)
ツイッター 40.33(-0.26 -0.63%)

ダウ採用銘柄
J&J 151.11(-2.30 -1.50%)
P&G 137.62(-0.71 -0.51%)
ダウ・インク 46.10(+0.98 +2.13%)
ボーイング 174.40(+2.58 +1.47%) 
キャタピラー  144.00(+1.69 +1.18%) 
ハネウェル  167.04(+1.49 +0.88%) 
ビザ 211.93(-0.06 -0.03%) 
ナイキ 113.99(+2.10 +1.87%)
ウォルグリーン 36.98(-1.08 -2.77%) 
3M 164.31(+1.29 +0.78%) 
セールスフォース  272.51(-0.14 -0.05%) 
シェブロン 83.37(-0.56 -0.65%) 
コカコーラ 49.16(-0.37 -0.74%) 
ディズニー 132.42(+0.55 +0.41%) 
マクドナルド 211.49(-2.03 -0.94%) 
ウォルマート 146.50(+7.65 +5.45%)
ホームデポ 285.88(+0.84 +0.29%)
JPモルガン 100.21(+0.02 +0.02%)
トラベラーズ  114.57(-1.47 -1.27%)
ゴールドマン  204.94(+0.07 +0.03%)
アメックス 102.30(+0.71 +0.69%) 
ユナイテッドヘルス 313.82(+1.27 +0.40%)
IBM 123.73(+0.42 +0.34%)
アップル  131.88(+2.84 +2.28%)
ベライゾン 59.16(-0.11 -0.19%)
マイクロソフト  226.26(+0.73 +0.32%)
インテル 50.54(-0.42 -0.82%)
アムジェン 249.28(-4.13 -1.63%)
メルク 84.28(-0.99 -1.16%)
シスコシステムズ 41.84(-0.38 -0.90%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースの著者

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