NY株式3日(NY時間10:46) ダウ平均 28845.56(-254.94 -0.88%) ナスダック 11615.38(-441.06 -3.66%) CME日経平均先物 23320(大証終比:-150 -0.64%) きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅に反落して始まっている。IT・ハイテク株に売りが先行しており、ナスダックは3%超急落。特にIT・ハイテク株が調整色を強める材料もないが、過熱感も高まっていたことから、9月相場に入って一旦利益確定売りが強まっているものと見られる。 一方、エネルギーや銀行株といった、これまで上値の重かった出遅れ銘柄には買いも入っている。特にクルーズなどの旅行関連の銘柄に物色の矛先が向かっているようだ。感染第2波も一旦収束の兆しを見せ始めている。そのような中でワクチン開発への期待がそれらの銘柄の買いをサポートしているようだ。 米疾病対策予防センター(CDC)が先週、50の各米州と5つの大都市の公衆衛生当局に対して10月下旬から11月初めまでにワクチン配布の準備すべきと通知したとの報道がきのう流れていた。先週のトランプ大統領が共和党大会のスピーチでは「ワクチンが年末までに到着する可能性があると」言及。また、感染症の専門家からも、データが圧倒的に陽性であった場合、臨床試験が完了する前に特定グループでワクチンが利用できる可能性があるとも語っていた。 ダウ採用銘柄ではアップル、セールスフォース、マイクロソフト、シスコシステムズといったIT・ハイテク株の下げが指数を圧迫。 一方、ナスダックは3%超急落。テスラやエヌビディアなどこれまで上げをリードして来たIT・ハイテクはほぼ全滅といった様相。 アルファベット(C) 1665.04(-63.24 -3.66%) フェイスブック 287.62(-14.88 -4.92%) ネットフリックス 534.55(-18.29 -3.31%) テスラ 405.23(-42.14 -9.42%) アマゾン 3382.00(-149.45 -4.23%) エヌビディア 530.98(-42.88 -7.47%) ツイッター 41.46(-2.21 -5.06%) ダウ採用銘柄 J&J 154.16(+0.33 +0.21%) P&G 140.90(+0.39 +0.28%) ダウ・インク 48.92(-0.30 -0.61%) ボーイング 174.73(-0.05 -0.03%) キャタピラー 148.47(-0.80 -0.54%) ハネウェル 170.52(-1.95 -1.13%) ビザ 211.18(-5.30 -2.45%) ナイキ 114.84(-1.96 -1.68%) ウォルグリーン 37.63(+0.45 +1.21%) 3M 169.03(-0.48 -0.28%) セールスフォース 263.32(-13.37 -4.83%) シェブロン 83.59(+0.40 +0.48%) コカコーラ 51.35(+0.16 +0.31%) ディズニー 134.77(-0.62 -0.46%) マクドナルド 217.68(+1.45 +0.67%) ウォルマート 145.95(-1.73 -1.17%) ホームデポ 282.14(-5.06 -1.76%) JPモルガン 103.89(+2.24 +2.20%) トラベラーズ 120.10(+2.62 +2.23%) ゴールドマン 212.04(+2.00 +0.95%) アメックス 107.08(+2.68 +2.57%) ユナイテッドヘルス 320.83(+0.59 +0.18%) IBM 127.65(-0.53 -0.41%) アップル 124.04(-7.36 -5.60%) ベライゾン 61.02(+0.49 +0.81%) マイクロソフト 222.19(-9.46 -4.08%) インテル 51.84(-0.41 -0.78%) アムジェン 255.62(-2.51 -0.97%) メルク 87.40(+0.47 +0.54%) シスコシステムズ 41.31(-1.11 -2.62%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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