NY株式4日(NY時間10:57) ダウ平均 27918.99(-373.74 -1.28%) ナスダック 11057.17(-400.93 -3.33%) CME日経平均先物 22890(大証終比:-280 -1.22%) きょうのNY株式市場でダウ平均は大幅続落。IT・ハイテク株中心にきょうも調整色が強まっており、ダウ平均は一時500ドル超下落する場面もみられた。しかし、寄り付きは反発して始まっている。朝方発表になった米雇用統計が予想を上回る内容だったことで、銀行や航空、旅行関連など出遅れ感の出ている銘柄を中心に買いもみられた。 非農業部門雇用者数(NFP)は国勢調査の臨時雇用が含まれているものの、137万人増と予想を上回った。また、失業率は8.4%まで急低下している。労働市場の回復基調が持続していることを裏付ける内容ではあったものの、歴史的に見れば依然として高水準で、今夏は各州が経済活動を再開したことを受けて雇用は増加したもののペースは鈍化しているといった指摘も出ていた。 ただ、IT・ハイテク株の調整色が強まっており、ナスダックが急落する中で、ダウ平均も次第に上値が重くなり、下げに転じると、今度は急速に下げ足を早めている。 市場からは、投資家が夏休みから帰ってきて、経済の先行きを考慮し、IT・ハイテク株の水準を冷静に考え始めたのではとの声も出ている。現状は、このIT・ハイテク株の下げが早期に落ち着くのか見極めたい雰囲気のようだ。 アルファベット(C) 1575.20(-66.64 -4.06%) フェイスブック 277.50(-13.62 -4.68%) ネットフリックス 498.59(-27.16 -5.17%) テスラ 388.38(-18.62 -4.57%) アマゾン 3183.44(-184.56 -5.48%) エヌビディア 484.79(-35.83 -6.88%) ツイッター 39.51(-2.12 -5.09%) ダウ採用銘柄 J&J 148.88(-0.67 -0.44%) P&G 137.77(-0.49 -0.35%) ダウ・インク 48.90(+0.51 +1.04%) ボーイング 165.91(-2.86 -1.64%) キャタピラー 146.79(+0.03 +0.02%) ハネウェル 167.50(+1.20 +0.70%) ビザ 202.10(-6.86 -3.17%) ナイキ 111.56(-1.29 -1.10%) ウォルグリーン 37.10(0.00 0.00%) 3M 166.08(-0.23 -0.14%) セールスフォース 247.47(-17.54 -6.34%) シェブロン 81.67(-0.61 -0.73%) コカコーラ 51.06(+0.58 +1.13%) ディズニー 131.05(-2.19 -1.62%) マクドナルド 213.25(-0.55 -0.25%) ウォルマート 141.48(-3.06 -2.07%) ホームデポ 267.73(-6.90 -2.40%) JPモルガン 102.67(+1.34 +1.32%) トラベラーズ 117.40(+2.05 +1.74%) ゴールドマン 207.06(-0.50 -0.24%) アメックス 106.11(+1.65 +1.58%) ユナイテッドヘルス 309.99(-6.24 -1.95%) IBM 122.84(-1.61 -1.26%) アップル 114.70(-6.18 -4.70%) ベライゾン 60.92(+0.31 +0.51%) マイクロソフト 208.64(-8.66 -3.74%) インテル 49.92(-0.47 -0.90%) アムジェン 249.25(+0.93 +0.36%) メルク 85.59(+0.10 +0.12%) シスコシステムズ 41.09(+0.14 +0.33%) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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