大阪12月限ナイトセッション 日経225先物 22940 -140 (-0.60%) TOPIX先物 1600.5 -9.5 (-0.59%) CME先物 22935 -145 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 10日の米国市場はNYダウ、S&P500、ナスダックが下落。米上院民主党が追加景気対策を巡り、共和党の提示した新たな法案について採決の動議を否決したと伝わり、速やかな合意への期待が後退したことが嫌気された。前日に自律反発をみせたテクノロジー株も買い先行で始まったが、引けにかけて下げに転じる動きが目立っていた。 CME先物清算値(12月限)は大阪比145円安の2万2935円だった。日経225先物ナイトセッション(12月限)は日中比40円安の2万3040円で始まり、米国市場の開始後は2万3110円まで上昇する場面もみられたが、引けにかけての弱い動きに連動する形で一時2万2900円まで下げ幅を広げている。 米国市場の流れを受けてギャップスタートとなりそうだ。日経平均株価と日経225先物とのスプレッドは170円程度であったため、日経平均株価については引き続き2万3000円を支持線とした底堅さを見極めることになりそうだ。日経225先物は2万3000円を下回って始まることになりそうだが、日経平均株価の2万3000円処での底堅さを受けて、押し目買い意欲は強いと考えられる。SQ値が安くなる可能性もあり、SQ値が支持線として意識されてくることも考えられる。 米国市場は引き続きボラティリティの高い相場展開が続く可能性があり、しばらくはギャップスタートが上下いずれもみられることになりそうだ。一方で、国内においてはバリューシフトが意識されてきているほか、新政権への期待などから海外勢の資金流入が意識されやすく、基本的には2万3000円を下回る場面においては押し目狙いのロングスタンスとなろう。 ただ、米国のテクノロジー株の荒い値動きは警戒視されるほか、バリューシフトを背景に、TOPIX先物に比重を置いたNTショートに伴うロングスタンスとなるだろう。 株探ニュース
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